ホンダ アフリカツイン XRV750


トランザルプ400と別れ、オフ車がTWだけの状態が続いていましたが、偶然にも99年モデルのアフリカツインを発表後に予約する事ができ、3月初めに私のもとにやってまいりました。
初対面の感想、「巨大な山」。R100も小さい車ではないのですが、トランザルプ400でさえCB750と並ぶとCBがはるかに小さくみえる車体。似たようなものだと思っていましたが、アフリカツインはさらに大きいのでした。
足つきは、大きく産んで育ててくれた両親のおかげで、両足先が着きます。
BMWのR1100GSならトランザルプより良好な足つきですが、トランザルプよりさらに巨大なタンクはまたぐとかなりのボリュームを感じさせてくれます。

排気音はいかにもホンダのOHC3バルブらしく、静粛そのもの。騒々しい2輪が嫌いな私には(競技車は別ですが)なによりもうれしい事です。信号待ちで隣の普通車を「やかましい」と感じる事ができます。

TDR250 トランザルプ400と 2気筒のラフモデルを一度覚えてしまうと抜けられなくなるのかもしれません。
トランザルプよりシンプルなカウルまわり、前21インチ後ろ17インチはタイヤの選択肢も多いので有利です。
軽くラフを走ってみても、トランザルプをしのぐ安定性があり、もともと砂利道ではその重量と安定性から軽量なオフモデルより安定した走行を見せるのですが、ホンダが自信を持って売っているだけの素地は十分感じられます。

まだ乗り始めて間がありませんが、トランザルプが戻ってきたような感じで走ってくれます。
エンジンだけは400と750の違いか、意識的に回す必要もなく素直にレスポンスします。Vツインらしさには欠けるかもしれませんが、十分にパルシブでホンダのVを感じさせてくれます。
意外に良く効くフロントブレーキ、トランザルプもそうですが、舗装路で外見とは裏腹のかなりの旋回力を持っています。

さぁ・・どこへ行きましょうか。



近況

仕事がなにかと忙しく、お買い物バイクと化していましたが、先日1泊で愛媛に行ってきました。広島県の忠海から大三島へフェリーで渡り、後はしまなみ海道を経由して道後で一泊。翌日愛媛の長浜町の開閉橋へ海岸沿いにゆったり走り、愛媛の波方港から中四国フェリーで戻りました。
島の道を走るときも道ばたで車を止め地図の確認等の時、横を通り過ぎる人がすぐそばを通り、「どこからこられたん?」と声をかけてくれます。
それだけ異様?でもありますが威圧感が思いの外無い事もあるでしょう。4輪並みの静粛性が有り難い場面です。

2001/04/29


2000年の末にモトコさんにクラウザーのK2トップケースを注文し装着しました。併用しているホンダフォルツァと共用。
マウントの装着でU字ロックホルダーを使うか使わないか(キャリアの上の黒い樹脂パーツを使うかどうか)選択できましたが、少しでも装着位置を下げたいのでホルダーはのけてしまいました。
このクラウザーのマウント、箱を付けてないときには単体でキャリアとしても使えるデザインで便利です。
私が大学生の頃、XL250Rへスポーツバックをゴムひもで縛り付けていた頃から思うと格段に便利になりました。現在はシートに付けるバックでも防水性の高いものがありますのでそれでもいいのですが(今まではタイチのバックを使ってました)、雨が降っても荷物が濡れない、駐車時に荷物の心配をしなくて済むといったメリットはけっこう大きいと思います。
2泊程度で旅館やビジネスホテルを使うコースなら、トップケースだけで余裕です。リアシート部分も積載に使えますからテントなども問題無いでしょう。

2001/01/02







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