新以前から寒い時期に走り始めてすぐエンジンがかぶったような状態で止まったり回転が上がらない症状がありました。ドイツはこんなもん・・と思ってましたが、夏場に同じ症状が発生。
工場に入れて点検してもらう事になりました。
エンジンが暖まり始めた頃に、エンジンがかぶった様な状態で濃いめの排気と共に回転が上がらなかったり止まる症状が出ました。
ドイツの気候にあった暖気のプログラムだとこんなもんか?と思っていましたが、夏場でもひどくなりオイル交換でDUOへ入庫した折、一緒に点検してもらいました。
実は、このトラブルがひどくなった時に メーターパネルのSERVICEの表示が出ていました。
工場のアナライザにつないで点検してもらうと、確かに「要調整」の記録が残っていました。
(最近のエンジンはそういう履歴まで覚えてるみたいです)
原因は水温センサーでした。(すぐに判明)(交換のセンサーがすぐにあったのはちょっと怪しい?のですが、良く壊れる場所なのかもしれません)
実際の水温よりセンサーの方が低い数値を示し、暖気が終わってもまだ終わっていないと判断し燃料を過剰に供給していたようです。
1時間ちょっとの作業で修理完了。整備の人から丁寧な説明を受け、(修理は実費でした)テストデータも見せてもらい、もしかしたらこれが原因で濃いめの混合気で回っていたかもしれませんとの報告を受けました。(ひょっとするとこれで燃費改善があるかも)
近所に近い年式のポロがいますが、これもたまに原因不明のエンストをしています。
この車はDUOやファーレンではなく、普通の?自動車販売会社から購入されたので、純正アナライザでチェックしているわけではないようです。
自動車会社の方針にもよりますが、メーカーによって整備士さんのレベルが天と地ほど違い、最近はいい加減なメーカーの整備工場に入れるくらいなら、町中の職人さんに任せた方が安心な事も多いのですが、こういったトラブルは正規の設備のある工場で点検する方がよいのではと思います。
いずれにせよ、車が何かおかしいと思ったら正規の点検を早めにした方が良いです。
また、車の些細な変調にも気づく、ユーザーの配慮というのも必要です。
早く直した方がコストも当然少なくて済みます。
このトラブル、スロットルボディの問題としてアッセン交換されているケースがあるようですが、私の場合はセンサー交換で元に戻りました。並行輸入やVWのアナライザーを持っていない正規代理店以外での購入では原因が特定できないケースもあります。
近所のポロは同様のトラブルのまま家族で使用されていた様で、状態はどんどん悪化し新ポロに乗り換えられました。
車の不調があればそれに気づいてやるくらいの事はユーザーに必要かとは思います。
電装品は日本製が圧倒的に信頼性高いです。これは仕方ないですね。
近所のポロはそういういきさつで買い換えの際にはDUOかファーレンでと勧めたところファーレンで購入され安心して乗られています。
(C) Koubou Sirokuma