新聞にも掲載されましたが、ワーゲン・ポロにリコールがありました。
その顛末・・
オイル交換にDUO南広島に立ち寄った際、担当セールス(久保田さんといいます)の方からポロのリコールの話を聞きました。以前はリコールにせず、定期点検とかで秘密裏に?処理されることが多かったのですが、最近はしっかりリコールとなります。
改善箇所は、前に聞いていたプラグコードの不具合によるシリンダーの不発の様です。
私は納車時にセールスの方に聞き、市販のシリコンコードへの交換を勧められていました。
それで既に交換していたのですが、他の箇所も在るようなので、DUO南広島に作業の予約をし伺いました。
VWJからリコールのDMが来た翌日だったのですが、もう対策品は届いていました。
交換箇所は、プラグコード(各プラグへの4本とコイルからディスビへの1本)、排気パイプを保持しているゴムのリング(熱対策済み)が一つ、触媒ユニットの横に付ける遮熱板(というかアルミの板)です。
コードをチェックしていただいたところ、私のポロ(98年式)では交換の必要のないコードが付いていたとの事。
リングと遮熱板の取り付けだけして頂きました。
さすがにトヨタ系の整備でございます。作業前にちゃんと交換部品の説明がございました。
リコールとなった原因は、プラグキャップの一部に絶縁性の低いものがあり、日本のような高温多湿の国ではキャップの外側が湿った時にリークしてしまい、火を打たなくなる事。それによって4気筒のうち1つか2つが異常燃焼を起こし、触媒が過熱してしまう事。そのため触媒の近くのゴムが燃えてしまうという事が起きるようです。
(これもちゃんと説明して下さいました)
このへんは日本製品が良く出来過ぎているのでございましょう。
ドイツには梅雨がない・・とあきらめるのでございます。
1999/07/11
と、リコールを受けたのが上記の日付でしたが、2001年の夏にこの対策品のプラグコードが再びリコールで交換を受けました。
対策が不備だったというのはちょっと問題がありますが、このへんはメーカーの考え方なのでしょう。
私の車は納車の段階からデュオ南広島の久保田さんの薦めでウルトラのシリコンコードに交換してありますので、問題は何も起きていません。
同じ年式の知り合いの車に乗ると、各部の異音や動作不良もけっこうあるようです。
ユーザーの最低限の知識と、正規ディーラーでのまともな整備は性能維持のためには必要な事かもしれません。
2001/10/12
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