燃費について
2001年の9月で1回目の車検を迎えました。走行距離は22000キロほど。スバルのレガシィと併用なので距離はこのようなものでしょう。
燃費はずっとエアコン使用時で、広島市内の渋滞モードで8キロ前後。1600でもこんなものかなと思っていたのですが、長崎までのツーリングで一気に燃費が伸びました。
この時の走行条件は
区間1
自宅から山陽自動車道、九州自動車道、長崎道を経由し長崎市内へ、長崎市内から雲仙に向かう途中、長崎市内での給油。
高速は105キロ近辺をずっと維持。
これで14.2km/L
区間2
長崎から国道を走り雲仙に入り島原までの山岳路をそこそこのペース、島原からフェリーで熊本へ渡り、夕刻の熊本の渋滞、翌日高速で帰宅。
この区間で14.5km/L
どちらもエアコンは使用せず。追い越しでも速度はほとんど上げず。
最初は燃料計の故障か???と驚きましたが長崎の給油で現実でした。
真夏の頃より外気温は下がり(20〜25度)吸気温度が下がった事、渋滞にあまりかからず、信号が比較的少ないルートで停止状態からの加速があまりなかった事、高速道路の追い越しでキックダウンを起こすほどの踏み込みをせず、ロックアップクラッチの解除程度で抑えた事などが好結果を生みました。
この運転パターンでATのシフトスケジュールの学習機能が早めのシフトアップ(発進や加速時に3500回転程度で変速)を覚えた事もあります。
何故か車検から帰ってからシフトのショックも減り、2万キロを目安にミッションやエンジンのあたりが出てきた事も原因であろうと思います。
ポロの長距離の適正を実験する意味もあって、長崎から雲仙、熊本へと2日で900キロ(スバルなら1日で走れますが)ほど走ってみました。
以前からわかっていた事なのですが、シートは全く問題ありません。特に快適でもないのですが、腰も肩も全くストレスなく、また適正なポジションが取りやすい事もあり、ペダルへの足の角度も非常に疲れにくいものでした。
極端な降雨や暴風であれば、FFと4輪駆動の違いも出ますが、市街地や道の狭い場所でもコンパクトな車体によってストレスがない事、骨格のしっかりしたFFは特別に速いわけでもないのですが、どうにでもなる操縦性で意外と軽快に振り回せる事。当然立体駐車場も楽勝。
ちょっと騒々しい事をのぞけば、高速道路で極端に急がない限り(踏みっぱなしでもシャーシは余裕ですが、そんな事はしちゃいけません)驚くほど運転による疲労の少ない車です。
隣の国へ休暇で遊びに行くという使い方をする国の車、という事なのでしょうか。
全長4メートル以下というのはフェリーに乗る時料金がちょっと安くすみます。
高速の料金所で「これは・・普通車ですね」とわざわざナンバーを確認されたくらいに見た目が軽自動車ですが、あなどれないポテンシャルを感じました。
納車から3年目。ショックアブソーバーをもうちょっと高精度な奴に交換とも思っていたのですが、費用の面でパス。
経年変化による「ヤレ」はほとんど感じられません。
2001/10/12
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