第4回 九州のんびり飛行会へ参加してきました

当初7月末頃に予定されていた「九州のんびり飛行会」は諸事情で9月10日開催となりました。今年は天候による延期は無しという事で、どうなるかと心配していましたが、あいにくの天候にもかかわらず九州各地から大勢の参加者があり、無事終了されました。
週末イベントに参加することは元々無理な私でありますが、今回もなんとかスケジュール調整ができ、しかも今年はいつもの阿蘇飛行会で使わせてもらっている内牧温泉「阿蘇の湯」で前夜祭開催という事もあり、土曜の午前中しっかり勤務し、終わってすぐに いざ出発。

出発前から天候はあまり良くなかったのですが、山陽自動車道でRAV4が一台路肩に前部破損で停車、中国道入って再度事故車有りの電光掲示を発見し、トリップメーター見ながら進んでいくと、中央分離帯に前をくしゃくしゃにしてこっちむいて止まってるレガシィワゴンを発見。
ところどころ泣きたいような豪雨と雷の中を慎重に走っていきます。ウェットの高速は侮ってはいけません。


いつも立ち寄る壇ノ浦SAにも寄らず、関門橋を渡ります。
この後福岡はとんでもない豪雨で、古賀SAで休憩が泣きたい様な状況でしたが、鳥栖JCTあたりは「雨降ったの?」という状況。大分道へ入り、ほぼ定刻で日田IC下車。
日田市内でちょっと食事をし、R212を内牧へ向かいます。標高が上がっていくと雨もそこそこ多いのですが、途中のコンビニで買いだししながら5時半過ぎに阿蘇の湯へ内牧でちょっと迷いながら到着。
玄関にはすでに到着していた知り合いの方が数名いらっしゃり、部屋で一休みして
いざ宴会
阿蘇の湯は食事も素朴ながら美味しいのですが、今回はちょっと奮発メニュー、お酒も控えめにしてるのですが、楽しさにつられてちょっとだけ飲んでしまいましたです。
食後にお風呂に入ってると知った方が続々と入ってこられ、露天風呂談義でゆであがりそうになりました。

と・・・ チャレンジャーtokumotoさんがLED電装のプチトレーナーで夜間飛行にチャレンジ。もう10時回ってましたが、旅館駐車場で不気味なサイレントフライト。LEDの光がくっきりと夜空に浮かびます。これくらい見えると面白そうですね。(写真ありません)HPの写真で拝見してたよりもはっきりとわかる明るさでした。
部屋に戻ってjiroさんの電動ヘリの調整をちょっとだけお手伝い。ついでに駐車場でちょっとだけ調整フライト。
娘が産まれてから11時半には寝てしまう生活になってる私ですが、1時まで部屋でダベリング。翌日のフライトにわくわくしながら天気予報とにらめっこしつつ爆睡。

翌日朝風呂へ向かい、美味しい朝食をとって天候を心配しつつ内牧のコンビニで食料を確保し、いざ観光牧場。小雨ではありますが、いつもの飛行会で半分くらい雨な事を思えば(思わなくてもいいけど)視界が確保できればフライト可能な状況。



観光牧場飛行場は、下がけっこうぬかるんでましたが直接飛行場へ向かわれた方が既に数台到着。タープを持ち寄って本部となりました。

 霧じゃなくて雲
あっさり雨が降れば霧が晴れますが、小雨だと雲に入ってしまいます。それでも低翼ガンバのフライトに望むチャレンジャーnaito氏。(大丈夫なのか・・・)
白い翼はすぐに見えなくなりますが、近くで回せばなんとかなります。小型の高速機には向きません。

 開会式 & 新バンド管理ボード
今年は各自の名前を記入したラベルを使用バンドにかけていく方式で電波管理を行われました。この方が誰が次に待ってるか、今飛ばしてるのが誰かわかりやすく、次の人への交代が円滑になるようです。

 スカイタウン KANEKOさんの出店のお宝画像
双葉のR146ipが山の様に(ノ ̄∞ ̄)ノ 私は2つ購入させて頂きました。前夜の雑談で青いサーボより双葉の3108の方が精度はるかに高いという意見に賛成。皆同じ様なトラブルを抱えていたようです。

 小雨の中フライト準備中のごくらくトンボさん
 飛ぶ飛ぶ 凄腕ベテランの手にかかるとタイヨー零戦改が(ノ ̄∞ ̄)ノ
小型機を感じさせない凄まじいフライト技量であります。毎回すごいです。

これもごくらくトンボさんのフォッカー、ローパス低いです。ここまで行きたいです。ギローズのキットの改造?スーパースケールフライヤーはマイクロ電動機にも本気であります。全くふらつかせないフライトは見事。

 tokumotoさん設計のスチレンBD−5
かなり完成された機体です。機首のラインとキャノピーのラインで微妙にBD−5に見えない機体が多いのですが、完成度高いです。tokumoto先輩と呼ばせて頂くであります。
他の作業してて、今回tokumotoさん製作の新作EDF機のフライトを拝見できなかったのが非常に残念。

 jiroさんのGWS魔導師
変です。変ですが嘘の様に安定して良く飛んでました。実物以外に大きいです。 なんで日本で売ってないんだろ。開発時は魔女だったようですが、市販バージョンはいつのまにか魔法使いのおっさんになってた機体。jiroさんの細かい改良も効果的。霧のかかった曇り空がよけいに雰囲気。

 エンルートのペリカン
実物を見せてもらったのは初めてでした。意外に大きいですね。非常に良い雰囲気で飛んでました。このくらいの大きさが在った方が飛ばしやすいのかもしれません。

 タイヨーF16 エンルート55ミリダクト
とんでもなく速いです。エンルートのF16も持参されてました(私も実は買ってたりしますが)がこれと同じパワーユニットを補強したタイヨーF16に積まれてます。これくらいになるとダクトに羽が生えて飛んでる感じです。垣内さんの所からHETのF4も購入されたとか、来年が楽しみです。480クラス機が増えてきたら私もF18持って来ようかな。

カメラで撮影させてもらったのは、これくらいです。撮影できませんでしたが、巨大なEPPファンフライが飛行船の様に漂ってました。
今年も去年のようにプチトレーナーで大集団編隊飛行!と思って私も持参しましたが、今回は高トルクモーターで大径ペラをブンブン言わせて飛ぶプチトレーナーが増えてました。市場はそちらのほうが好まれる様です。(私のは50XCとほぼ同等のパワーでしかもフルパワー時1A超えない超けちけち仕様。これをE-TECの初期の700mahで1時間フライトじゃい仕様)
ケイルさんのムサシノパストラル480ダイレクト駆動仕様機は、高出力リポで嘘みたいにパワフルでした。バルサの真面目なモーターグライダーもフライト環境が合うとなかなか楽しいです。これはちょっとだけスティック触らせてもらいました。堅実な味わいでございました。

他にも是非フライトを見たい機体が多かったのですが、天候のためフライトを断念されていた方が多かった様です。賢明な選択です。

私は今回は
 とりあえず無難なやつを・・(ノ ̄∞ ̄)ノ

 EPガンバ肩翼エルロン仕様(GWSの安いブラシレス)
EPガンバはエルロン仕様にして地元模型店の裏の川土手で飛ばしただけでしたが、フラッペロン2ミリ上げモードでけっこう軽快に遊べました。もうちょっと真面目に煮詰めて行けばスーパーお手軽お遊び機としてけっこう有望かも。 運動性は上のプーさんと同じくらいあります。

ダクトはだめかなと思ってましたが、へろへろ40を少しだけ飛ばせました。5月の飛行会で雨の中唯一飛ばせたマルチプレックスのマイクロジェットはへたれ手投げで何度も突っ込ませてしまい(だって・・ペラで手を怪我したくないし・・)尻尾まいて撤収。

で・・ずっと曇り空だったのですが、そのわずか10分ほど青い空が見えたときにSAL機のベテランの方と底抜けさんと一緒に(私はとりあえずスナッピーKANAMEさん式SAL仕様)「いっち にぃ のぉ さん( ̄∞ ̄)ノ」で遊ばせてもらいました。
複数で一緒にランチは初めてでしたが、これは楽しいです。なんでうちのは上がらないんだろうと情けなくなりますが、リリース前の「もうちょっと欲」が無くならないといかんであります。
Aluraもスバルアルシオーネ(初期の)で毎年参加されていらっしゃる方(お名前ごめんなさい)がバシューンとけっこう上がってましたが、私は結局飛ばさずじまいでした。

小型のSALグライダーを自作されていた方のも見せていただきました。このジャンルの主翼自作にもチャレンジしたいです。

後で画像見るとおやじさんも純競技グライダーをとばされてたようですね。

EPP製ミグ25風EDF機のテストもお手伝いさせていただきましたが、最初のランチでいきなりでんぐりがえしになってましたが、寄ってたかっての調整で良く飛んでました。難しい構造になりますが、良くできていると思いました。

車を止めたのがたまたま隣になったドリルクラッシャーさんのBee系の機体やサンセッターも楽しみでしたが、なかなか霧が晴れなかったです。

私も視界不良でダクトの整備してきたスカイホークもパンサーも車に積んだままで終わり。

でも今回は・・・

KANAMEさんのこれがあるのであります
 け@ろ軍曹仕様フライングボート 赤い角付き
金曜日に電話したときに「今作ってますーー」でしたが見事完成。このまとめ方は脱帽であります。
 飛ぶのか・・(⌒∞⌒) いや 必ず飛ぶ ジャージはパールイズミ
何度かの調整の後
 おおおお(^◇^)/゙
KANAMEさんの腕でしっかりと飛んでくれました。
某日某所の酒の席で「飛んだらおもしろいね」だったのですが、本当に飛びました。私も頑張って作らねば。

参加者のくじ引きによる大抽選会も毎回豪華な物が揃ってきました。私も数点持って行きましたが、無事引き取ってもらえた様です。

その後霧はあまり好転せず、遠距離組の方は三々五々帰路に着かれました。私もブザードボムシェルで最後までねばりましたが撤収。

というわけで第4回九州のんびり飛行会無事終了であります。霧(雲)が凄かったですが、豪雨にはならず、楽しい前夜祭もあり、普段会うことのできない人たちと直接会って話しをするのはそれだけでも非常に楽しくためになります。
決して競技指向にならないように配慮され、日本では成り立ちにくいフライイン形式を確立されているKANAMEさんの思いが嬉しいです。

主催者KANAMEさん今年も有難うございました。また来年のんびり飛行会でお会いしましょう。(次に一緒に飛ばすのは10月なんだけど・・)
あと、だまって駐車場誘導されていた鹿児島のMURAさんもありがとうございました。車を止めた位置からすぐに曲がろうとするとけっこうな確立でスタックする状況でしたが、大きなトラブルもなく終了できました。

来年また会いましょう。(来年は真面目に新作機つくっていこう(ノ ̄∞ ̄)ノ)



と、無事終了し、去年は産山の山水亭で夕食となりましたが、今年はあそボーイさんのご自宅にT原さんのお誘いでKANAMEさんと寄らせていただき、うらやましい工房と(うちも大きな定盤置けるように部屋片づけないといかんです)奥様に夕食まで準備していただき、ひたすら恐縮でした。仏間があるとほっとしてしまうのは悲しい性でありますが、入り口に鎮座していたスズキのGT380に私は目が釘付けになっておりました。
うらやましい環境であります。大変お世話になりました。有難うございます。
あそボーイさんご夫婦達に見送っていただき、俵山経由でKANAMEさんと熊本へ帰還。KANAMEさん自宅近くのホームセンター駐車場で別れ、私は市内でもう一泊。食事に出る元気も無く向かいのコンビニで缶チューハイ買って轟沈。

翌日天気次第で再度阿蘇へと思ってましたが、下向きの気流で好転の可能性もなく、素直に翌朝熊本ICから帰宅。順調に帰路を走り自宅で遅めの昼食で無事終了。


しかーし (ノ ̄∞ ̄)ノ
今回密かにここへたちよって来たのであります。
 大分日田市の想夫恋さんの焼きそば
ここの大山店は212を走るとき気になっていたのですが、時間帯が合わず寄ることがありませんでした。8月に親類の法事で日田に来たときにバスで日田市内の本店を発見。実はここの焼きそばの事が地元の中国新聞の記事で紹介されておりました。

広島で焼きそばだとキャベツが入ります。腕の良いお店だと麺の水分がしっかり飛んでますが、たいていは焼きそばソースにまみれてべたっとした感じの物が多いです。この焼きそばは麺が堅めに焼き締めてあります。ソースもベタベタせず味も濃すぎず、中華の堅焼きそばに近い感じです。太めのもやしがよい食感。

これはなかなかよろしいであります。(⌒∞⌒)
この1時間半後にのんびりの前夜祭が待ってなければ大盛りたべまくりでありましたが、普通盛り。

でも・・・・ 帰って家内に聞いたら「九州ではこれが普通」なんだそうです。
212号線で寄りたいお店がまた一軒増えました。




KANAMEさんいろいろ有難う!来年も楽しみにしてます!


帰宅後車から機体や機材を降ろしていると、1歳半の娘がトイラジの飛行機を見つけ、飛ばしてくれとせがむため本人納得するまで本堂で飛ばしてやりました。
洗脳はしっかりと進んでいるようです。



2006/09/11