浄土真宗 人に聞けない質問箱
このコーナーは、浄土真宗の作法やしきたりに関する事、しかも、誰もがしっているようで、でも人には聞き難い、そういう質問を、よくあるものの中から、模範例としてあげたものです。
作法や習慣に関しましては、地域や宗派によって様々でございますので、あくまでも安芸教区(広島県西部)の広島市旧市内のものをしてお考え下さい。
詳しくは、地元のお寺さんへ、ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
Q2 遠く離れた土地で、親類の者が亡くなりました。
地元では身寄りがないので、遺骨を実家へ引き取りたいのですが
実家のお墓に納骨してもいいのでしょうか?
広島の門徒さんの方で、親類の方が京阪神に住んでおられるというのは珍しいことではありません。最近では法名をFAXで送信し、向こうで葬儀を済まされて実家へ戻られるケースもあります。
こういった場合、納骨は、実家のお墓になるわけですが、浄土真宗では遺骨に固執することはありませんから、どこに収められてもかまいません。誰も訪れることがない土地より、その方が良いかと思います。
この場合、最も問題となるのは、実家のお墓を面倒みておられる方の意見ではないでしょうか。最近の墓地事情からも、簡単に済むことでもなくなってきております。
まず、実家のお墓を面倒見ておられる方全員の同意が必要となります。
この同意が不十分な場合、後に問題となることが多いので、十分に話し合った上で、ご判断ください。
法的な根拠はありませんが、十分なご相談が必要とおもわれます。
また、埋葬の自由と言うことが、地方の判例で言われるようになりましたが、「墓地及び埋葬に関する法律」という法律で規定されていますので、疑問をお持ちの場合は、ご遠慮なくご相談下さい。
1998/02/03
p-bear@ba2.so-net.ne.jp